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That's American Apparel
+81
森なほこ
Summer 2007

ここ数年、本誌を含め、多くのカルチャー紙やファッション紙で目にする機会が増えたアメリカンアパレル。カラフルでシンプルなアイテムと、少しエロティックでキュートな広告ビジュアルは多くの人に愛され、今や絶大な人気を集めている。今号では、LAのダウンタウンが発祥地である、American Apparelのアーカイヴに触れる。

今からちょうど10年前、1997年に設立したAmerican Apparel。当初は現在のようなオリジナル展開や路面店もなく、他のアパレル・ブランドへのボディ卸しを中心としていた。今でも手刷りのアートTシャツやグラフィックTシャツのネックタグを見てみると、American Apparelのボディであったりするのはそのためだ。そんなAmerican Apparelのターニング・ポイントは2003年。LAのEcho Parkに初のショップをオープンしたところ、大きな反響を呼んだことから始まる。(左ページ写真が1号店の Echo Park店。色鮮やかに輝くネオンサインはオープン当時のまま。他店舗とは少し異なるオリジナルの雰囲気を残している)。その後は、誰もが着こなせるベーシックなアイテム展開、そして幅広いライン数と豊富なカラー・バリエーションなどで、世界中の人々に親しまれるグローバル・ブランドへと成長。現在ではLA市内だけでも7店舗、全世界では12カ国に148店舗も構えている。

瞬く間に急成長を遂げたAmerican Apparelだが、その全ての企画、デザイン、生産、ヴィジュアル制作をLAのダウンタウンにある広大な工場内で行なっている。主要各国にそれぞれの企画・制作代理店を抱え、生産は外部の労働力に頼るケースが主流のメジャー・ブランドからしてみれば、これは信じられないことだろう。また、あまり知られていないことだが、American Apparelでは環境を配慮した企業概念を掲げ、環境保護プログラムを徹底的に実践している。オーガニック・コットンを使用したSustainable Editionシリーズの展開、LA工場ではソーラーシステムを取り入れ電気使用量の削減を目指し、商品生産時に出る膨大な生地の余りは全てリサイクルへとまわされているのだ。

他のアパレル・ブランドとは企業としての在り方も展開も一線を画すAmerican Apparelは、広告ヴィジュアルについても同様、オリジナルのやり方を貫いている。ここ数年、American Apparelに抱くヴィヴィッドなブランド・イメージはやはり、広告ヴィジュアルによる影響が大きい。壮大なロケーションも緻密なグラフィック処理も不要だと言わんばかりのヴィジュアルは、モデルとなる被写体の日常的な自然の姿をキュートに写し出している。いかにもリアルクロージング・ブランドらしい、けれどオリジナリティ溢れるこのヴィジュアル展開は、CEOであるDov Charneyが自身のガールフレンドや友人を自宅や社宅などで撮りはじめたことがきっかけで始まった。その後、アマチュアのフォトグラファーを多く起用しながらも、メイン・フォトグラファーは現在でもCharney自身が務めている。

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